【メルセデスベンツ Eクラスクーペ 試乗】セダンより軽快…松下宏

試乗記 国産車
【メルセデスベンツ Eクラスクーペ 試乗】セダンより軽快…松下宏
【メルセデスベンツ Eクラスクーペ 試乗】セダンより軽快…松下宏 全 5 枚 拡大写真

『Eクラスクーペ』の名前は3世代前の「W124」型以来だが、実質的には『CLK』の後継モデルともいえる存在。ホイールベースは現行『Cクラス』と同じだからCクラスのプラットフォームの上にEクラス風の外観やパワートレイン、安全装備などを載せたモデルと考えたらいい。

【画像全5枚】

ヘッドランプ回りなどはいかにもEクラス風のデザインで、グリル内にスリーポインテッドスターを配置した『SL』風のデザインはEクラスではクーペだけの設定だ。Bピラーのないサイドビューはメルセデスベンツの伝統ともいえる。

「E350クーペ」を走らせてすぐに感じたのは軽快感だった。ボディの重さは「E350セダン」と大した違いはないので、感じた軽快感は加速感などよりもフットワークの良さなどが印象的だった。さらに手頃なサイズのボディや少し短いホイールベースなどによる取り回しの良さなども含めてのものといえる。

「E550クーペ」になると、走りの印象は軽快感から豪快感に変わる。余裕の動力性能によって極めて力強い加速を見せるからだ。タイヤは17インチから18インチへと1サイズ大きくなるが、電子制御AIRマティックサスペンションの採用で、乗り心地などはむしろ良くなっている。

Cクラスに由来するクーペ故か、シフトレバーはステアリングコラムではなくセンターコンソールに設けられていて、これを操作しての積極的な運転も可能。ステアリングの裏側にはパドルも付いているので、パドル操作で変速しても良い。いずれにしても「7Gトロニック」の変速フィールの滑らかさは定評があるもので、積極的なマニュアル操作にもしっかり応えてくれる。

■5つ星評価
パッケージング:★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★

松下宏|自動車評論家
1951年群馬県前橋市生まれ。自動車業界誌記者、クルマ雑誌編集者を経てフリーランサーに。税金、保険、諸費用など、クルマとお金に関係する経済的な話に強いことで知られる。ほぼ毎日、ネット上に日記を執筆中。

《松下宏》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブラバス創業者の名を付した『BODO』に「カブリオレ」、1000馬力V12ツインターボ搭載…最高速360km/h
  2. トヨタ『プリウス』の車名が消える? “ハイブリッドの象徴”が迎えた転換期
  3. レクサス『NX』改良でデザイン刷新! 新世代ハイブリッド搭載で走行性能もアップ 2026年末以降発売
  4. ドゥカティの新世代V2エンジン搭載! 新型『ハイパーモタード V2 SP』&『デザートX』9月12日発売へ
  5. マツダ『CX-3』存続が確定! 12年ぶり刷新へ、2027年登場の次期型デザインを大予想
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る