【フランクフルトモーターショー09】ヒュンダイのベストセラーSUV、新型登場

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトモーターショー09】ヒュンダイのベストセラーSUV、新型登場
【フランクフルトモーターショー09】ヒュンダイのベストセラーSUV、新型登場 全 5 枚 拡大写真

ヒュンダイは25日、新型『ツーソンix』の概要を明らかにした。ヒュンダイの小型SUVの大ヒットモデルで、韓国だけでなく、北米や欧州などグローバル規模で販売される。

現行ツーソンは2004年にデビュー。世界累計販売は100万台を超えるヒット作だ。ヒュンダイは3月のジュネーブモーターショーに、コンセプトカー『ix-onic』を出品。新型ツーソンixは、このコンセプトカーを市販化したモデルである。その開発には3年の歳月と、2億2500万ドル(約212億円)の開発費が投じられた。

ドイツ・リュッセルハイムにあるヒュンダイのデザイン部門が手がけたボディは、アグレッシブな雰囲気。ボリューム感を持たせたフェンダー、V字形に絞り込んだボンネットなどに、その特徴が見て取れる。

ボディサイズは全長4400×全幅1850×全高1650mmとコンパクトだが、大人5名が乗れるゆとりの室内空間を確保。ヒュンダイは「欧州Cセグメントのライバルと比較して、ワイドなスペースを実現した」と自信をのぞかせる。

エンジンはガソリンとディーゼルで、いずれも2.0リットル直4。ガソリンは最大出力166psで、燃費11.7km/リットル、ディーゼルは最大出力184psで、燃費15.4km/リットル。トランスミッションは6速ATで、駆動方式はFFを基本に、ディーゼルには4WDも設定する。

安全面では、VDC、DBC(ダウンヒル・ブレーキ・コントロール)、ヒルスタートアシストコントロール、エマージェンシーストップシグナル、セーフティリアビューミラーなどを用意した。

新型ツーソンixは、すでに韓国内で販売開始。欧州では9月15日に開幕するフランクフルトモーターショーで、『ix35』としてデビューを飾り、2010年初頭から販売される。ヒュンダイは「2011年には全世界で年間30万台を売る」と意気込んでいる。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  2. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  3. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 日産『リーフ』新型発売にスタンバイ、家庭用充電器や太陽光パネル設置支援、米国でサービス開始へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る