ユニチカ、VOC除去シートを開発 車内の有毒成分を低減

自動車 ニューモデル 新型車
ユニチカ、VOC除去シートを開発 車内の有毒成分を低減
ユニチカ、VOC除去シートを開発 車内の有毒成分を低減 全 1 枚 拡大写真

ユニチカは、活性炭繊維による自動車用「高性能VOC除去シート」を開発した。

これまでのキャッチャー剤では難しかった低級アルデヒド(ホルムアルデヒドやアセトアルデヒド等)の低減を可能とすることで、自動車室内の多種多様なVOC(揮発性有機化合物)を低減する。低級アルデヒドの吸着性能は、従来の活性炭繊維シートに比べ、最大10倍の性能を持つとしている。

今回開発した高性能VOC除去シートは、活性炭繊維に特殊化学処理を施すことにより、低級アルデヒドを化学的に活性炭内部に固定化、従来の活性炭繊維シートに比べ、低級アルデヒドに対して3 - 10倍の高い除去性能を持つ。さらに、この特殊処理は活性炭繊維の微細な細孔を閉塞させないため、その他のVOC(トルエンやキシレンなど)除去性能を低下させることなく、高い除去性能を発揮する。

また、高性能VOC除去シートは、難燃性、低発塵性に優れており、自動車の座席シートやフロアカーペット、ドアトリム、天井材などの内装材との一体化を容易にする。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  5. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る