ホンダが発表した7月の四輪車の生産・販売・輸出実績によると、世界生産は前年同月比24.3％減の25万8972台となり、9か月連続でマイナスとなった。
国内生産は同29.3％減の7万9316台と、9か月連続マイナスとなった。国内販売は順調だったが輸出が大幅に落ち込んだため。
国内販売は同6.3％増の5万7373台と3か月ぶりに前年を上回った。『フィット』や『フリード』、『インサイト』が好調だった。
輸出は同64.6％減の1万9976第と10か月連続マイナス。北米向けが同50.7％減と半減、欧州向けも同66.2％減、アジア向けが同73.4％減とほぼ全地域で落ち込んだ。
海外生産は同11.9％減の17万9656台と、10か月連続マイナス。中国は同4.5％増の5万7385台と単月として過去最高となった。しかし、北米が同38.0％減、欧州が同48.9％減と低迷、中国を含むアジアも同1.1％減だった。
