世界最速スピードスター、ヴェリタスRS III…驚愕の性能

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世界最速スピードスター、ヴェリタスRS III…驚愕の性能
世界最速スピードスター、ヴェリタスRS III…驚愕の性能 全 5 枚 拡大写真

英国BBC放送の人気TV番組『Top Gear』(トップギア)は、『ヴェリタスRS III』のフルテストの様子を放映した。

【画像全5枚】

ヴェリタスRS IIIはドイツのヴェルモット社が、7月末に英国ロンドンで開催された「Salon Prive」で初公開。ヴェルモット社は、ドイツに本拠を置く小さなスポーツカーメーカーで、スポーツカーに情熱を抱く7名のエンジニアが、オリジナルスポーツカーの開発を続けてきた。そして7月末、ロンドンで市販仕様の発表にこぎ着けた。

車名のヴェリタスとは、1940年代にドイツから初めてF1に参戦したチームの名前。偉大な先駆者の名前を冠したヴェリタスRS IIIは、驚異的なパフォーマンスを秘めたスポーツカーだ。

ボディは1名乗り(オプションで助手席も装着可能)のスピードスター。ロングノーズに低くフラットなフォルム…と、その外観はメルセデスベンツ『マクラーレンSLR』の最終モデル、『スターリングモス』を思わせる。ボディサイズは全長4990×全幅1974×全高974mm、ホイールベース2840mmだ。

フルカーボンボディのスターリングモスは、『SLRロードスター』よりも約300kg軽く、そのウェイトは1500kgを切ると伝えられる。しかし、ヴェリタスRS IIIの車重は、わずか1080kg。カーボンケブラーを使用したモノコックフレームが、この軽さに結びついている。

この軽量ボディに搭載されるのが、BMW製5.0リットルV10。『M5』『M6』用の高性能ユニットだが、最大出力は507psから600psへ引き上げられている。その結果、ヴェリタスRS IIIは0 ‐ 100km/h加速3.2秒、最高速度347km/hの刺激的パフォーマンスを獲得。スターリングモスの3.5秒、350km/hを、加速性能においては上回っている。

ヴェリタスRS IIIの最大の特徴は、このパワーがドライバーの技量にすべて委ねられる点かもしれない。つまり、ABSやトラクションコントロール、ブレーキブースターが装備されないのだ。レーシングドライバー並みの運転技術を持つ人しか、限界性能は引き出せないことになる。

そのあたりはヴェルモット社も承知の上で、ヴェリタスRS IIIは、わずか50台のみの少量生産。英国での価格は25万ポンド(約3820万円)と、完全に乗り手を選ぶスーパーカーである。

世界最速スピードスター、ヴェリタスRS IIIのフルテストの様子は、動画共有サイトで見ることができる。

《森脇稔》

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