日本自動車工業会が31日に発表した7月の自動車輸出実績によると、四輪車の輸出台数は前年同月比45.1%減の33万9652台と、依然として大幅マイナスとなった。これで10か月連続の前年割れ。
車種別では乗用車が同43.6%減の30万5044台と大幅に落ち込んだ。トラックは同57.9%減の2万7082台、バスが同47.4%減の7526台と不振だった。
地域別では、全地域で前年割れとなった。北米向けは同31.4%減、欧州向けが同54.5%減だったほか、アジア向けも同31.2%減、中近東向けが同63.7%減、大洋州向けが同24.1%減と2ケタの落ち込みだった。
輸出金額は、車両分64億6234万ドル、部品分26億7406万ドルの総額91億3640万ドルとなり、前年同月と比べると57億9400万ドル、38.8%の減少だった。