デンソーは31日、2008年度のCSR（企業の社会的責任）の取り組みをまとめた「CSRレポート2009」をホームページに掲載した。英語版は12月に掲載する予定。
CSRレポート2009では、ステークホルダー（利害関係者）と連携して取り組んでいるCSR活動を紹介する特集「ステークホルダーエンゲージメント」の中で、大学の研究所などと共同開発している藻を原料とするバイオ燃料プロジェクトや、NPOと実施している、環境共生に高い意識を持ち、持続可能な社会づくりに積極的に取り組む若者を育成する国際教育プログラム「DENSO YOUTH for EARTH Action - 新・地球人プロジェクト -」など、代表的な活動を紹介。
同社は、1999年から環境活動をまとめた「環境報告書」を発行し、2003年からは社会性に関する掲載内容を加えた「環境社会報告書」に変更した。さらに2006年からは社会的責任経営の考え方や取り組みについて、広くステークホルダーに対して説明責任を果たし、理解と信頼を得るために構成と内容を刷新し、「CSRレポート」として発行してきた。
今年度は同社サイトへの掲載に変更するとともに、デンソーのCSR活動を、わかりやすさ・親しみやすさを重視してまとめた絵本を10月に発行する。
