デュポンのバイオベース素材が プリウス のフロアマットに採用

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デュポンのバイオベース素材が プリウス のフロアマットに採用
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デュポンは2日、バイオベースポリマー「デュポン・ソロナ・ポリマー」から作られたPTT繊維が、トヨタのハイブリッドカー『プリウス』純正オプションフロアマットの「ラグジュアリータイプ」に正式採用されたと発表した。 

ソロナ・ポリマーを使ったカーペット製品は、米国デュポン社とバイオベース素材ソロナ・ポリマーの日本での製糸・販売についてライセンス契約を持つユニプラスによって、日本国内のカーペット市場に提供されている。
 
ソロナ・ポリマーは、デュポンのバイオ技術を用いて植物の糖を発酵させて作る1.3プロパンジオールとテレフタル酸の共重合で作られたポリトリメチレンテレフタレート(PTT)樹脂で、ソロナ・ポリマーから作るPTT繊維を用いることで、従来のフロアマットに使用されている石油由来のナイロン樹脂と比較してCO2を50%以上削減することとなり、地球温暖化対策や枯渇資源の節約に貢献する。
 
さらに、ソロナ・ポリマーを繊維にした場合、風合の良さのほか、防汚性、耐薬品性や耐久性(耐摩耗性)も向上、性能面からも顧客の要求を満たしているとしている。デュポンでは今回、ソロナ・ポリマーを用いたPTT繊維が新型プリウスの純正オプションフロアマットに採用されたのは、バイオ素材という環境性能に加え、素材の持つ機能そのものが高く評価された結果だとしている。

《レスポンス編集部》

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