フォード フォーカス C-MAX 新型…エコブーストで燃費20%向上

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フォード フォーカス C-MAX 新型…エコブーストで燃費20%向上
フォード フォーカス C-MAX 新型…エコブーストで燃費20%向上 全 5 枚 拡大写真

欧州フォードは3日、新型『フォーカスC-MAX』の写真を初公開した。2列シート、5名乗りのコンパクトな欧州専用ミニバンである。

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フォードは今年3月のジュネーブモーターショーで、コンセプトカー『iosis MAX』を披露。このコンセプトカーのフォルムが、ほぼそのまま新型フォーカスC-MAXに反映された。

初代フォーカスC-MAXは、欧州Cセグメントの人気コンパクトハッチバック、『フォーカス』をベースに全高を引き上げ、2列シート5名乗りのミニバンに仕立てた派生モデル。日本にも2006年5月に導入された経緯がある。新型はC-MAXとしては2代目に当たる。

新型C-MAXの外観は、欧州フォードのデザイン言語、「キネティック」にのっとったデザイン。抑揚を効かせたボディライン、シャープな形状のヘッドランプ、大きな開口部を持つフロントバンパーなどに、フォードのアイデンティティが感じられる。プラットフォームは次期フォーカス用に開発されたものを先行して使用するという。

エンジンは、トップグレードに直噴1.6リットル直4ターボの「エコブースト」を用意。最大出力は180psと強力だが、アイドリングストップ機能や6速デュアルクラッチの「パワーシフト」を組み込むなど、効率性を追求し、同排気量ガソリンエンジン比で約20%の燃費向上を達成した。CO2排出量も125g/kmと優秀だ。

新型フォーカスC-MAXは、15日に開幕するフランクフルトモーターショーで正式発表。欧州では2010年の半ばに発売される。新型は欧州専用車だが、北米市場には3列シート&スライドドアを採用したモデルが、投入される見込みだ。

《森脇稔》

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