コミュニティサイクルの社会実験、大手町などで実施

自動車 社会 行政

JTB首都圏は7日、環境省からの委託により、地球に優しく健康にもよい次世代型の交通手段として期待される自転車を使った「コミュニティサイクル」の社会実験を東京・大手町、丸の内、有楽町エリアで実施すると発表した。

期間は10月1日 - 11月30日。実験エリアに自転車貸出しポートを85台設置する。コミュニティサイクルは、自転車と歩道などの公共空間を使った新しい交通システム。既にヨーロッパの主要都市部では、公共交通を補完するとともに低価格で利用できる交通手段として、1日数十万人に利用されるなど広く普及している。
 
国内でも自転車の利用は、運輸部門でCO2排出量のほとんどを占める自動車交通を抑制するとともに、エコ志向、健康志向にもマッチする交通手段として注目されている。
 
今回の社会実験は、放置自転車問題、自転車が安全に走行できる道路環境整備など、日本特有の課題への対応を含めた、日本型のコミュニティサイクルを構築するための第一歩とする。個人認証による自動貸し出しシステムを使用した日本初の本格的な取り組みとなる。

非接触ICカードまたはFeliCa搭載携帯電話による個人認証で貸し出しを行い、支払はクレジットカード決済となる。このため、自転車の盗難を防止できるほか、情報通信システムにより台数管理、再配置も容易に行う事ができる。料金は初回登録料が1000円で、最初の30分は無料。30分以降は10分100円、3時間以降は5分100円となる。
 
実験開始に先立ち、9月24日から、JTB首都圏丸の内支店と、トラベルゲート有楽町支店の2か所で利用者の事前登録を開始する。また、利用促進を図るため、大手町・丸の内・有楽町地区再開発計画推進協議会会員などに、法人会員を募集する。
 
JTBグループでは、社会実験を通じて、今後日本各地での都市型観光の促進や、新しい公共交通手段としての持続可能性を検討するとしている。

《レスポンス編集部》

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