VTホールディングス、J-netレンタリースの株式をトラストへ…子会社を異動

自動車 ビジネス 企業動向

VTホールディングスは7日、子会社J-netレンタリースの株式を同じく連結子会社であるトラストに譲渡すると発表した。 
 
VTHDは、グループにおける事業戦略を着実に実行するために、経営の合理化、効率化を重要な課題のひとつと捉えて取り組んでいる。この一環として適切なグループ配置として、今回子会社の異動を行うため、J-netの株式をトラストに譲渡する。
 
J-netは、レンタカー事業を展開、設立以来その店舗数を着実に伸ばし、現在ではFCを含め全国67店舗を展開する規模にまで拡大している。トラストは、ウェブサイトを通じて、中古車の輸出を行っており、アフリカを中心に世界100か国以上への輸出実績があり、東証マザーズに株式を公開する上場企業。
 
現在、トラストは、J-netの保有車両を同社のウェブサイトを通じて、海外に販売する委託販売業務を行っているが、今回の子会社の異動により、両社のより密接な流通経路・情報共有体制を構築し、それら委託販売を強化することで、トラストにとっては中古車仕入の安定化につながる。J-netにとっては、保有車両の売却益の拡大に寄与する。
 
また、両社が、国内の中古車オークション相場に左右されない仕入体制と販売体制を構築でき、業務効率化によるコスト削減を進めることで、グループの収益力の向上につながるとしている。
 
さらに、将来的には海外で事業展開するトラストと国内でレンタカー事業をFC展開するJ-netのノウハウを融合し、海外市場での自動車販売、レンタカー事業のFC展開を視野に、グループの海外戦略の一翼を担うものにしていくとしている。

《レスポンス編集部》

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