【Sクラス ハイブリッド 日本発表】本当のエコを真面目に追求した

自動車 ニューモデル 新型車
【Sクラス ハイブリッド 日本発表】本当のエコを真面目に追求した
【Sクラス ハイブリッド 日本発表】本当のエコを真面目に追求した 全 9 枚 拡大写真

先日、発表されたばかりの『C250ブルーエフィシエンシー』と、この『Sクラス・ハイブリッド』の10・15モードの燃費はまったく同じ11.2km/リットル。渋滞などを考えれば、実燃費は確実にSクラス・ハイブリッドの方が良さそうだ。そう思うと、このクルマの省燃費ぶりがリアルに感じられる。

【画像全9枚】

日本製ハイブリッドカーの動力性能の高さを考えると、加速性能も気になるところだ。「S350」のエンジン性能に強力なモーターを追加していることを考えると、さぞかし豪快な加速を見せると思っているヒトも多いことだろう。

ところがメルセデス・ベンツ日本から発表された加速性能のデータを見ると、想像するより速くないのである。

0-100km/h加速は7.2秒。これは5.6秒と言われる「S550ロング」に遠く及ばないどころか、S350と比べても0.1秒の短縮に過ぎない。エンジンとモーターを合計すれば500Nmを超える最大トルクを発揮することを考えれば、もっと速くてもいいはずだ。

どうやらSクラス・ハイブリッドのブースト機能が発揮されるのは加速の初期段階に限られるようだ。ドライバーが最もストレスを感じる、エンジンの負荷が大きい状態の時だけサポートする機能なのである。

レクサスは『LS600h』で、フルタイム4WDと組み合わせることにより驚異の加速性能を与えることを実現した。けれどもメルセデスベンツはあくまで必要十分な性能を確保した上で、燃費性能とクリーンな排ガスにこだわり、その他はSクラスの基本性能を受け継ぐことで無意味なコストアップを抑えて、本当にエコな高級車を目指したのだ。

バカみたいに速いSクラスを望むなら「S600」や「AMG」を選べばいいだけのこと。Sクラス・ハイブリッドは実に真面目なエコカーなのである。

《高根英幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 次期『GR86』は大転換! トヨタが開発を主導、300ps級ハイブリッドFR誕生か?
  2. スズキ『アルトワークス』復活なるか!? 軽スポーツ復権への期待
  3. 日産リーフ NISMO 発売、専用チューニングで走行性能向上…660万1100円から
  4. ルノー『メガーヌ』EVに改良新型、航続500km・急速充電24分に進化…フロントも刷新
  5. BMWの新点火技術「Mイグナイト」、今夏から全てのM直列6気筒エンジンに搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 警察庁、高齢運転者技能検査を見直しへ 合格者の事故率を追跡調査してみたら…
  2. AIDVの開発にもAIを活用、日産がプラットフォームをデモ…AWS Summit Japan 2026
  3. 7/27申込締切 【激変するインド自動車産業】政策転換とEVシフト、クイックコマースが拓く日本企業の勝機
  4. 【セミナー見逃し配信】※プレミアム・法人会員限定 全固体(半固体)電池の現在地と将来展望~問われる全固体電池ならではの優位性とその価値の再定義~
  5. 中国サプライヤーが日本市場へ本格攻勢、“長期戦略”と“チャイナスピード”両立する「DESAY SV」次の一手とは
ランキングをもっと見る