三菱樹脂、QUADRANT社を130億円で買収に成功

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三菱樹脂は、スイスのQUADRANT社との戦略的提携の一環として実施した株式公開買い付け(TOB)の結果を公表した。

TOBは6月17日から8月26日の間実施した。その結果、応募株数が172万3256株となり、TOBの買い付け条件を満たした。三菱樹脂はQUADRANTの出資比率が95.33%となる。TOBに要した費用は1億4820万スイスフラン(約133億4000万円)。

TOBの結果、三菱樹脂はQUADRANTとその子会社を子会社化し、エンジニアリングプラスチック製品事業での戦略的提携を推進する。具体的には、QUADRANT社の生産技術、R&D、生産設備、販売ルートを通じたエンジニアリングプラスチック製品事業、高機能繊維複合材事業の拡大と両事業間の事業シナジーを追求する。三菱樹脂製品の海外展開促進を通じた売上高、利益及び海外売上比率の向上を図ることで、より強い利益体質の実現を目指すとしている。

《レスポンス編集部》

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