複数台のトラックがはねる、東名高速で女性即死

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7日深夜、神奈川県山北町内の東名高速道路下り線で、路上に倒れていたとみられる女性が複数台の車両にはねられて即死する事故が起きた。遺体は広範囲に散乱しており、警察では通過した車両の特定を急いでいる。

神奈川県警・高速隊によると、警察が事件発生を認知したのは7日の午後11時ごろ。山北町向原(N35.21/E139.6)付近の東名高速下り線・左ルートを走行していた大型トラックの運転者から「何かをひいたようだ」との通報が管制室に寄せられた。

現場に急行した同隊の隊員が広範囲に散乱している遺体を確認。大型車を中心とした複数台の車両にはねられて即死したものと判断した。約300m先の路肩には無人のワゴン車が止まっており、警察ではこのクルマを運転していた東京都内に在住する40歳代の女性が被害者とみて、調べを進めている。

現場は片側2車線の緩やかなカーブ。警察では通報してきた厚木市内に在住する35歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いているが、調べに対して男性は「最初は人だと思わなかった」などと話しているという。

警察ではこの男性のトラックが通過する以前に、別のクルマが女性をはねていた可能性があるとみて、事故が起きた時間帯に通過したすべてのクルマの割り出しを進めている。被害女性が現場まで乗車してきたとみられるクルマは、エンジンが掛かったままの状態で停車していたが、接触や衝突の痕跡などは見当たらなかったようだ。

《石田真一》

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