トヨタ生産・物流方式を伝授するセミナープログラムを開講

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豊田自動織機・トヨタL&Fカンパニーは10日、フォークリフトを使う顧客の現場の改善に役立ててもらうため「定期セミナープログラム」を新設したと発表した。同日、高浜工場で第1回目を開講した。
 
多くの企業が収益を高めるため現場の改善に取り組む中、同社の高浜工場では「トヨタ生産・物流方式」の実践現場として、多くの取引先企業の担当者が見学を要望、これに対応している。フォークリフトの市場が縮小する中、同社としても従来と異なった付加価値を顧客企業に提供することで、顧客との関係を強化する必要性があると判断、今回、定期セミナープログラムを開講した。
 
プログラムでは「トヨタ生産・物流方式」や「安全管理」など、顧客企業にとって関心が高いテーマに関するセミナーと、フォークリフトなどの導入事例、工場の改善事例などを実際に目で見て確認できる工場見学とをセットで行い、現場の改善についてより深く理解できるカリキュラムを目指した。
 
同社は今後も、こうした取り組みを通じて、顧客企業との関係を深めて、トヨタL&Fフォークリフトの拡販に結び付けていく戦略だ。

今後、月2回程度の頻度で予定。参加は、費用が2000円、トヨタL&F販売店を通じて申込む。

《レスポンス編集部》

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