クラクションに立腹、屋根部に登って暴れる 国交省の非常勤職員

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後続車の運転者からクラクションを鳴らされたことに腹を立て、後続車を破壊したとして、和歌山県警は9日、国土交通省・近畿地方整備局の和歌山港湾事務所に非常勤で勤務する41歳の男を器物損壊の現行犯で逮捕した。男は酒に酔っており、警察は飲酒運転容疑でも調べを進めている。

和歌山県警・和歌山東署によると、逮捕された男は8日の午後11時45分ごろ、和歌山市永山(N34.12/E135.16)付近の県道を走行中、後続車からクラクションを鳴らされたことに腹を立て、進路を塞いで強制抑止。このクルマの左右ドアミラーやワイパーをもぎ取り、さらにはクルマの屋根部によじ登って暴れるなどして、車体を小破させた疑いがもたれている。運転していた男性は施錠した状態で車内にいたため、ケガはなかった。

通報を受けた同署員が出動し、なおも暴れていた男の身柄を取り押さえ、器物損壊の現行犯で逮捕した。後の調べで、逮捕されたのは紀の川市内に在住し、国土交通省・近畿地方整備局の和歌山港湾事務所に非常勤職員として勤務する41歳の男と判明している。

逮捕当時、男は酒に酔った状態。呼気からは酒気帯び相当量のアルコール分も検出されている。被害を受けた男性は「前のクルマが蛇行していたので、注意喚起の意味でクラクションを鳴らした」などと話しているという。

男は容疑について大筋で認めており、「同僚らと酒を飲み、自宅に帰る途中だった」などと供述しているようだ。警察では道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑でも調べを進める方針だ。

《石田真一》

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