JAL存続は、国内線維持より競争力維持

自動車 ビジネス 企業動向
JAL存続は、国内線維持より競争力維持
JAL存続は、国内線維持より競争力維持 全 1 枚 拡大写真

国土交通省の有識者会議(座長・杉山武彦一橋大学学長)後、日本航空の西松遥社長は、経営改善計画の中で大幅な人員削減と不採算路線の廃止、および企業年金の減額などで、今後経営の立て直しを図っていくことを明らかにした。

現在の日本航空は、国内線と国際線の事業規模比率が5対5だが、国際線の不採算路線を削減していくことで、この比率も国内線に重点を移す。

具体的な廃止・減便の路線について、日本航空は明らかにしていないが、国内29路線、国際21路線を廃止する見込み。

国交省航空局も、路線の削減については認めている。「日本航空が今の路線をどこかに移管したいなどを考えたときに実証実験に協力するなどはるかもしれない。しかし、路線の維持は離島をのぞいてやらないことを明確にしている」(航空局航空事業課)。

日本航空の再建は、国内線ネットワークの維持より航空会社の適切な競争力を維持することに目的があるという。

《中島みなみ》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  2. 日産の新型セダン『N7』、発売50日で受注2万台を突破
  3. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  4. トヨタ RAV4 新型、PHEVのEV航続は150km
  5. スバルマークの方が似合う? 新型ダイハツ『ムーヴ』のスバル版にSNSも注目!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  5. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
ランキングをもっと見る