J.D.パワーアジア・パシフィックは、2009年日本中古車ユーザー購買実態・購入満足度調査の結果を発表した。
今回の調査は中古車購入時の販売店に対する顧客満足度を総合的に分析すると同時に、車両購入時の情報収集や購入店の認知経路、店舗選定理由など中古車購入者の購買行動についても詳細な分析を行った。
4回目となる今年は、ディーラー、中古車専業店から1年以内に中古車を購入したユーザーを対象に6月にインターネット調査を実施し、総計5423人から回答を得た。
今年の総合満足度の業界平均スコアは昨年よりも低下した。2007年から満足度は低下傾向にあり、ファクター別の満足度では「購入車両」ファクターは2007年と同水準で推移しているものの、「契約・納車」、「セールス担当者」、「店舗・展示」ファクターに低下傾向がみられる。
購入先タイプ別の総合満足度の平均スコアは、輸入車正規販売店が昨年よりも上昇したが、国産車メーカー正規販売店、中古車専業店/その他販売店で昨年を下回り、2年連続の低下となった。
総合満足度ランキングによると、ホンダ販売店が4年連続で1位となった。2位はトヨタ販売店、3位がダイハツ販売店、4位が日産販売店、5位がマツダ販売店、6位がスズキ販売店だった。