【フランクフルトモーターショー09】キアの欧州ベストセラー、シード がフェイスリフト

自動車 ニューモデル モーターショー
【フランクフルトモーターショー09】キアの欧州ベストセラー、シード がフェイスリフト
【フランクフルトモーターショー09】キアの欧州ベストセラー、シード がフェイスリフト 全 4 枚 拡大写真

キアは14日、『シード』(Cee'd)のマイナーチェンジモデルを発表した。欧州Cセグメントの人気車種が、フェイスリフトを受け、商品力を引き上げている。

【画像全4枚】

シードは2006年10月のパリモーターショーで、コンセプトカーを初公開。同年末、市販バージョンが欧州市場へ投入された。ヒュンダイ『エラントラ』のプラットホームを利用した欧州専用の5ドアハッチバック&ステーションワゴンで、累計販売台数は23万台を突破。欧州では、キアの最量販車種に君臨している。2008年1月には、3ドアハッチバックの『プロシード』が追加された。

デビューから約3年を経てのマイナーチェンジは、フロントのフェイスリフトが中心。バンパー、ボンネット、グリル、ヘッドランプなど、大がかりな変更を実施し、キアの新しいファミリーフェイスを構築した。

インテリアは、センターコンソールのデザインを変更。オーディオはBluetooth対応にグレードアップした。NVH対策にも取り組んでいる。

エンジンはすべて直4で、ガソリンが1.4/1.6/2.0リットル、ディーゼルが1.6/2.0リットル。1.6リットル直4ディーゼル(90ps)は新開発ユニットで、CO2排出量110g/kmを実現。全車がアイドリングストップ機能を導入し、平均5%の燃費改善を果たしている。

改良を受けたシードは、2010年初頭から販売がスタート。キアは欧州Cセグメントで、攻勢を強める構えだ。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. 「逆輸入候補!?」カッコよすぎる『カムリ』がSNSで話題に、SEMAで公開「GT-Sコンセプト」の強烈デザイン
  5. ロイター「日本にとって警鐘」…BYDが新型軽EV『ラッコ』をジャパンモビリティショー2025で公開
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る