ランドローバーは15日、『レンジローバースポーツ』に「オートバイオグラフィー」を設定した。内外装に特別装備を追加したモデルで、限定500台が販売される。
レンジローバースポーツは、2005年1月のデトロイトモーターショーで発表。『レンジローバー』と『ディスカバリー』の間を埋める車種として開発された。レンジローバーよりもスポーティなキャラクターが特徴で、ランドローバーは、レンジローバースポーツを「スポーツツアラーSUV」と呼ぶ。今年4月のニューヨークモーターショーではマイナーチェンジモデルを発表。内外装のリファインや新エンジンの採用を行った。
オートバイオグラフィーは、マイナーチェンジ後、初の限定車だ。外観は専用グリル&ボディキットでスポーティな雰囲気を強調。ボディキットは前後バンパーとサイドスカートが専用デザインとなる。足元は20インチの光沢アルミホイールで引き締められた。
室内には「デュオトーン」と呼ばれるツートンレザーを装備。プレミアム性がいっそう強調されている。
エンジンはガソリン1、ディーゼル1の合計2ユニットを用意。ガソリンは直噴5.0リットルV8スーパーチャージャー(510ps、63.8kgm)。0 ‐ 96km/h加速は5.9秒と一級の性能だ。ディーゼルは3.0リットルV6ツインターボ(245ps、61.2kgm)。欧州複合モード燃費は10.9km/リットル、CO2排出量は243g/kmだ。トランスミッションはどちらもZF製6速ATとなる。
オートバイオグラフィーは、限定500台を販売。スポーツ性とラグジュアリー性を極めた特別なレンジローバースポーツである。