横転車を避けようとして中央分離帯乗り越え

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17日午前、埼玉県所沢市内の関越自動車道で、下り線を走行していたRVが単独横転。これを避けようとしたトラック2台が中央分離帯を突き破って上り線に進入。上り線を順走していた路線高速バスと衝突するなど、車両4台が関係する多重事故に発展した。

埼玉県警・高速隊によると、事故が起きたのは17日の午前9時20分ごろ。所沢市南永井(N35.48/E139.31)付近の関越自動車道下り線を走行中のRVが単独横転。これを避けようとした後続の大型トラックと普通トラックが衝突を回避しようと急ハンドルを切った結果、中央分離帯に衝突した。

2台のトラックは分離帯のガードレールを突き破って上り線側に進入。第1車線を走行していたジェイアールバス関東が運行する路線高速バス(伊勢崎発/新宿行き)が大型トラックに衝突。車両4台が関係する多重衝突となった。

この事故で最初に横転したRVを運転していた千葉県習志野市内に在住する26歳の男性と、大型トラックを運転していた長野県駒ケ根市内に在住する23歳の男性が打撲などの軽傷。バスの乗客乗員9人にケガはなかったが、車両は小破して自走不能。乗客は代替手配されたバスで目的地に向かっている。

現場は片側3車線の直線区間。RVはトラックを追い抜くために下り第3車線(追越車線)に進出したが、この際に中央分離帯に接触。慌ててハンドルを切ったことで第2車線付近でバランスを崩して横転したとみられている。

《石田真一》

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