【フランクフルトモーターショー09】キアの欧州大ベストセラー、シードにHVコンセプト

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【フランクフルトモーターショー09】キアの欧州大ベストセラー、シードにHVコンセプト
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キアは15日、『シード』(Cee'd)の「ハイブリッドコンセプト」を発表した。キアの欧州R&D部門が研究開発用に製作したコンセプトカーで、CO2排出量96g/kmという優れた環境性能を実現している。

シードはキアの欧州におけるベストセラーモデル。今回のフランクフルトでは、フェイスリフトを中心にしたマイナーチェンジ車が発表された。ハイブリッドコンセプトは、最新シードをベースにしている。

ハイブリッドシステムは、韓国で発売している『フォルテLPIハイブリッド』がベース。エンジンは1.6リットル直4「ガンマ」ユニットで、フォルテLPIとの違いは、燃料をLPG(液化石油ガス)ではなく、ガソリンとしている点だ。

モーターは最大出力20ps、最大トルク10.7kgm。トランスミッションはCVTとした。2次電池はリチウムイオンポリマーバッテリーで、トランクサイドに搭載している。アイドリングストップ機能も組み込まれた。

動力性能は0-100km/h加速11.8秒、最高速185km/hと必要十分レベル。CO2排出量は96g/kmと優秀で、1.6リットルガソリンエンジン搭載車比で約25%の改善を果たしている。

キアは欧州全域で、このハイブリッド仕様の開発テストを行う予定。将来発売する市販車に、その技術をフィードバックする方針だ。

《森脇稔》

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