信号残りで進入のトラックにはねられ男児死亡、事故多発交差点で

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19日午後、広島県呉市内の国道185号で、青信号に従って道路を横断していた9歳の男児が、右方向から進行してきた大型ダンプトラックにはねられた。男児は収容先の病院で死亡。警察はトラックを運転していた66歳の男を現行犯逮捕している。

広島県警・広署によると、事故が起きたのは19日の午後1時20分ごろ。呉市仁方本町1丁目(N34.13/E132.39)付近の国道185号で、青信号に従って横断歩道を渡っていた9歳の男児に対し、右方向から進行してきた大型ダンプトラックが突っ込んだ。

男児は数メートル弾き飛ばれて頭部を強打。近くの病院に収容されたが、間もなく死亡した。警察はトラックを運転していた同市内に在住する66歳の男を自動車運転過失傷害の現行犯で逮捕。男児の死亡後は容疑を同致死に切り替え、調べを進めている。

現場は片側1車線の直線区間。交差点の中央部に川が流れており、信号は約10mの全長を持つ橋の左右(東西)にある。二つの信号機は連動しているが、黄色表示で進入したクルマが橋を渡って反対側に到達する頃には交差側が青となっていることが多く、以前から事故が絶えなかったという。今回のケースでは西側の信号機を黄か赤の表示で通過したトラックが、東側の信号機に従って横断を開始した男児をはねたものとみられている。

死亡した男児は事故当日が誕生日だった。

《石田真一》

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