ホンダ U3-X 試乗…曲がるのに慣れが必要、車ではなく歩行

自動車 ニューモデル 新型車
ホンダ U3-X 試乗…曲がるのに慣れが必要、車ではなく歩行
ホンダ U3-X 試乗…曲がるのに慣れが必要、車ではなく歩行 全 17 枚 拡大写真

24日に披露されたホンダの新型パーソナルモビリティ試作機『U3-X』。発表会場には4台のU3-Xが導入され、試乗体験会も行なわれた。

U3-Xは、傾斜センサーなどによってユラユラと若干の揺れをみせながら自立している。そのシートに軽く手をあてて静かにまたがる。乗員が重力に向かってまっすぐに座らないと、微妙に傾斜している方向にスルスルスルと動き始めてしまう。だから、まずは垂直に座って静止することから始まる。

実際に体重を前に傾けて、前進し始めるまではいいが、右へ左へと“旋回”する場合は独得の挙動をみせる。全方位駆動車輪機構(HOT Drive System)によって、左右に体重を傾けると、身体の向きは変わらず、スライドするような感覚で身体の傾斜方向へと移動する。

クルマを運転するようなイメージで乗ると、曲がる方向に身体が向いてくれそうに思われるが、このU3-Xの場合“蟹歩き”のように移動するから、実際にクルマのように旋回させようとすると、少しコツがいる。

同社開発担当者は「クルマの感覚を忘れて乗ってほしい。すれ違う人を避けるときなどは、真正面を向いたまま身体を左右に移動させるでしょう。つまり歩行空間と同じ感覚で乗ると早く慣れてくるかもしれない」と話す。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 伝説のACコブラが復活、「GTロードスター」量産開始
  2. トヨタ『ランドクルーザー300』初のハイブリッド登場!実現した「新時代のオフロード性能」とは
  3. ようやくですか! 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』日本仕様初公開へ…土曜ニュースランキング
  4. 「赤色くるー!!」2026年モデルのカワサキ『エリミネーター』に熱視線!新カラー&グラフィック追加へ
  5. 【マツダ CX-60 XD SP 新型試乗】やっぱり素のディーゼルが一番…中村孝仁
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る