【スバル レガシィ 新型】アウトバック が新型 レガシィ の本命

自動車 ニューモデル 新型車
【スバル レガシィ 新型】アウトバック が新型 レガシィ の本命
【スバル レガシィ 新型】アウトバック が新型 レガシィ の本命 全 10 枚 拡大写真

スバル『レガシィ』の新型「ツーリングワゴン」は速さにおいて文句ないクルマだが、ワゴンらしいカッコ良さは「アウトバック」の方にあり、やがて日本でもこちらが主流になっていくのではないだろうか。

【画像全10枚】

試乗したのは水平対向6気筒エンジンを積む「3.6R」。今回その排気量がポルシェと同じ3.6リットルになったと聞いてついつい期待してしまったが、実際のところ排気量アップの主な目的はワゴンらしい低回転域での使いやすさや燃費向上。

特にSIドライブの「i」モードは、燃費を重視するためかパワー感をかなり抑え気味で、ちょっと不満を覚えたほど。かといって「S」モードではちょっとパワーが出過ぎ。その中間あたりが常用するにはちょうど気持ちいいと思うのだが…。ただし試乗燃費はレギュラーで7.6km/リットルとかなり優秀だった。

日本で使うにはちょっと大きいのではないかという声もある新型レガシィだが、そのサイズはアウトバックの道具感に満ちたキャラクターにはよくマッチしており、日本でも実用ワゴンとするなら決して大きすぎることはないと思う。北米ではセダンとアウトバックだけを売っているのだし、世界市場においてアウトバックこそが新型レガシィの真の主流モデルだとすれば、このサイズも納得できるところだ。

新型レガシィのツーリングワゴンは速さにおいて文句ないクルマだが、ワゴンらしいカッコ良さはアウトバックの方にあると感じる。やがて日本でもこちらが主流になっていくのではないだろうか。もしそうであれば樹脂フェンダーカバーやルーフレールといった演出系アイテムはぜひ用意して欲しかったところ。

スバルには今後も水平対向エンジン同様、世界的に貴重な「ハイリフトワゴン」を守り続けて欲しいと思う。

《水野誠志朗@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る