カーチスは、ベンチャー・リンク(VL)と資本・業務提携することで基本合意したと発表した。
VL社は、日本最大手の中古車買取チェーンの構築実績があるとともに、自動車関連事業者に多くの顧客を持ち、新規事業提案や経営コンサルティングを行ってきた実績とノウハウがあることから、自動車業界に関わる業務支援サービスの展開を目指している。
カーチスとVL社は、双方の事業の理解と信頼に基づき、双方にとって高い事業シナジーが期待でき、事業の拡大が可能と判断し、資本・業務提携することで基本合意した。
カーチスは提携に伴って同社が展開する中古車流通ネットワーク「カーチス友の会」を「カーチス倶楽部」に改組、会員企業の募集、会員企業向け各種サービスの提供をVL社と共に行う。また、VL社に同倶楽部の事務局運営、カーチス営業拠点への業務支援サービスを提供してもらう予定。
両社は緊密な関係を構築するため、VL社がカーチスに資本参加する。VL社はカーチスの筆頭株主である日本振興銀行から発行済株式総数の5.2%を取得、カーチスの第2位の大株主となる。