アーレスティ、中国でダイカスト生産能力を増強

自動車 ビジネス 企業動向

アーレスティは、中国子会社である広州阿雷斯提汽車配件(広州アーレスティ)が生産能力を増強するため、広州経済技術開発区永和経済区に第2工場を建設する。

これに伴って広州アーレスティの同敷地内にあるダイカスト金型を製造する阿雷斯提精密模具(広州)も永和地区内に移転する。

広州アーレスティは、自動車メーカー、自動車部品メーカーの進出とその生産量の拡大に伴うダイカスト需要の増大を受け、工場建屋の増築・設備の拡充を進めてきたが、生産能力いっぱいの状態となっている。新たに近隣の用地を確保し、第2工場を建設する。これにより、広州アーレスティは、国内主要工場に匹敵するダイカスト生産拠点となる。

第2工場は広州アーレスティから車で10分の距離に新設する。敷地面積は1万7691平方m、建物面積が9183平方m。投資額は約3億2000万円で、11月から生産開始する。

今後、中国での新規顧客の獲得、中国国内の自動車需要の増加による自動車生産の拡大により、日本国内の生産拠点と並ぶ収益の柱となる可能性がある。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
  4. 日産が業績見通し修正、上期営業損失300億円…下期はサプライチェーンリスク想定
  5. ミズノ、カーボン技術活用の新フットギア「MOBILARIA β」発表…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る