ニュースサイト『レスポンス』、10周年でリニューアル

自動車 テクノロジー ネット
http://response.jp/
http://response.jp/ 全 1 枚 拡大写真

自動車ニュース・インターネットサイト『レスポンス』(http://response.jp/)は30日、開設10周年を機に、サイトをリニューアルした。さらに記念イベントとして、「第1回国際自動車通信技術展」を10月20 - 22日に千葉市・幕張メッセで開催する。

レスポンスは、今回のリニューアルで4つの機能強化を行なった。
(1)エコカーコーナーの新設
(2)試乗記データベースの強化
(3)ニュース特集の強化
(4)ニュースキーワードの辞書機能(後日追加予定)

(1)エコカーコーナーの新設……ハイブリッドカー、EV、プラグインハイブリッド、その他自動車の環境技術やエコドライブ技術を、細分化したコーナーで伝える。レスポンスが運営する燃費コミュニティサイト「e燃費」では約40万のユーザーが燃費を計測している。これら会員のフィードバックも活用する。

(2)試乗記データベースの強化……レスポンス試乗記は、約400字という短い文章で自動車評論家が試乗車について主観的に語る。1台の車について多くの専門家がそれぞれの主観を展開することで、逆に読者は客観的な印象を得られるという考え方だ。また、姉妹サイトの「ブクマッチ」(http://bukumatch.jp/)との連携、読者も試乗記への同意、不同意をコメントともに伝えられる。ブクマッチからは他の自動車サイトやブログの試乗記を網羅でき、より多くの評価にアクセスできる。

(3)ニュース特集の強化……閲覧のしやすさなど強化。

(4)ニュースキーワードの辞書機能……ニュースをわかりやすく伝えるために、ニュースに出てくる用語を辞書で調べる機能を、『ウィキペディア』との連携により「レスポンスペディア」として追加する。10月上旬に開始予定。

さらに記念イベントとして、「第1回国際自動車通信技術展」を10月20 - 22日に千葉市・幕張メッセで開催する(日刊自動車新聞、ITmedia、オートマートネットワーク、ジェムコ・コーオペレーションズと共催)。

『レスポンス』は1999年10月に出版社のアスキー(当時)の中で『オートアスキー』として生まれ、2003年に『レスポンス』にブランド名を変更、この10月で満10歳を迎える。総記事本数は13万本を突破し、いまでも毎日約50本の自動車ニュースを国内外から伝えている。

またレスポンスは、インターネットのポータルサイト/ 自動車サイトを中心に10社ほどのサイトに自動車ニュースを配信し、自動車ニュース専門通信社の役割も果たしている。

「これまでも、そしてこれからもレスポンスのコンセプトは明確だ。自動車を商品、社会、ビジネス、3つの視点で見つめることで、“いま”のクルマがわかり、“あす”のクルマが見えてくるというコンセプトだ」(三浦和也編集長)

「地球環境や交通事故という“社会”的視野のなか、自動車という“商品”は、より安全でより環境負荷を小さくしないと生き残れない。日本の自動車産業も、傷ついたアメリカ自動車産業も、欧州もそして世界一の市場に躍り出た中国も、あらためて自動車“ビジネス”が経済の重要なファクターとして注目されている」(同)

《高木啓》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. クラシックな雰囲気が人気! ダムドの『ハイゼット/アトレー』向けカスタムボディキットに新作アイテム3点が登場
  5. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る