三菱重工、SOFCとMGTによる複合発電システムの稼働3000時間を達成

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三菱重工業は、固体酸化物形燃料電池(SOFC)とマイクロガスタービン(MGT)を組み合わせた出力200kW級の複合発電システムで、国内最長の3000時間運転を達成した。

SOFCとMGTを組み合わせた複合発電システムは、独立行政法人の新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)から委託を受け、同社の長崎造船所で2004年度から開発を進めてきた。2007年には、最大出力で世界最大級の229kW、発電効率でクラス最高の52.1%を達成している。国内初となる3000時間運転で、信頼性と耐久性を実証したとしている。

同社はこれまでの実績を踏まえ、同システムのさらなる信頼性向上・コンパクト化を推し進め、トヨタ自動車と共同開発を進めているSOFCとMGTを組み合わせた業務用・産業用ハイブリッドシステム、事業用発電システムの実機開発に結び付けていく方針だ。

《レスポンス編集部》

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