豊田社長、米国のリコール問題は顧客第一で

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トヨタ自動車の豊田章男社長は2日の日本記者クラブでの講演後の質疑で、米国のフロアマットによるリコール問題には「お客様第1で迅速に対応するよう指示している」と述べた。

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豊田社長は「トヨタの車(レクサス)に乗っていただいた4人の尊い命がなくなったことは非常に残念であり、お悔やみ申し上げる」と、米国での死亡事故に遺憾の意を表明。事故原因やフロアマットの不具合について現在、米運輸安全当局と協力して解明を進めていると説明した。

この問題でトヨタは、対象車種のフロアマットを外すなどの要請をユーザー向けに発信している。だが、事故の原因や欠陥性の有無などが明確になっていないこともあって、日本でのリコールに相当する措置はまだ取っていない。

380万台とされる対象車両は米運輸当局の調査によるもので、トヨタは仮にリコールにつながっても、どの程度に広がるのか現状では不明としている。

《池原照雄》

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