オリンピックゲートになりたかったレインボーブリッジ

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オリンピック・パラリンピック招致を願うライトアップ(撮影=中島みなみ)
オリンピック・パラリンピック招致を願うライトアップ(撮影=中島みなみ) 全 1 枚 拡大写真

2016年の東京オリンピック・パラリンピック招致を願うレインボーブリッジライトアップ点灯式が、10月2日午後6時に、首都高の同橋で実施された。

そぼ降る雨の中、レインボーブリッジを望むデックス東京ビーチ(港区台場1)には、首都高速会社や東京オリンピック・パラリンピック招致本部ら関係者らが集まった。

首都高速佐々木克己社長は「首都高速道路は1964年の東京オリンピックにあわせて建設された。半世紀経過した今、もう一度2016年には大役を担いたい」と、期待をにじませた。

臨海副都心には選手村が建設される予定で、各国から集まるアスリートは競技会場に向かうためにレインボーブリッジを通過することになる。橋を支えるその主塔を映像と光で彩ることで、オリンピックゲートに見立てた。

水面からの高さ126mの主塔には、「日本だから、できる」「あたらしい」「オリンピック!」「パラリンピック!」などのメッセージがスライドプロジェクターによって投影された。また橋脚部分には消費電力が少ない屋外用LEDが照明に用いられ、環境に配慮された。

ライトアップは3日0時でいったん終了を予定。その後の国際オリンピック委員会総会の投票で、日本が開催地となれば、同日3時まで延長される予定だった。

首都高速路線の整備にもはずみがつくかもしれないオリンピック招致だけに、力が入った。

《中島みなみ》

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