林道でクルマが無人滑走、挟まれた女性が死亡

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9月30日正午ごろ、宮崎県延岡市内の林道に駐車していた乗用車が無人のまま滑走。後方で家庭菜園に使う土の採取を行っていた61歳の女性を直撃した。女性はクルマと斜面の間に挟まれたが、救出までには数時間を要し、後に現場で死亡が確認されている。

宮崎県警・延岡署によると、事故が起きたのは9月30日の正午ごろ。延岡市北川町長井(N32.39/E131.42)付近の林道で、路肩に駐車中の乗用車が無人のまま滑走。後方で土の採取作業を行っていた61歳の女性を直撃した。

クルマは女性に衝突後、脱輪して自走不能に。女性はクルマと斜面の間に体を挟まれる状態となった。同行していた女性の夫で、67歳の男性は携帯電話を持っておらず、現場から徒歩で下山。事故発生から約1時間後になってようやく消防へ通報した。

これを受けた消防が現場に急行したが、救助作業は難航。レスキュー隊も追加投入されたが、女性は17時ごろに現場で死亡が確認された。外傷性ショックが死因とみられている。

現場は幅員約4mの未舗装林道。クルマは路肩に停車していたが、路肩の路面が崩落し、斜面側へ倒れ掛かったとみられる。2人は家庭菜園用の土を採取するため、現場を訪れていた。

《石田真一》

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