トヨタ自動車の豊田章男社長は2日に行った日本記者クラブでの講演の質疑応答で、同社の現在の実力について、ゴルフを例に取りながら、こう述べた。
「一番悪いときがハンディキャップ36だとすると、今は18ホール中1ホールだけイーグルが出たという感じで、実力は30ぐらいだと思う」
豊田社長によると、世界1を狙っていた時代はハンデ13 - 14だったが、周りからほめられすぎて、シングルハンデ、それも3 - 4に勘違いをしていたとのことだ。
「私としては、早い時期に24に、できれば18にまでしていきたい」と豊田社長。18というのがトヨタにとっての健康体で、脱石油社会において、新しい成長を構築できるレベルとのことだ。