10月1日、千代田区霞が関2の中央合同庁舎第三号館1階に「かすみがせき保育園」が開園した。合同庁舎3号館は国土交通省が入省する建物だ。
東京都認証保育所で、国土交通省の職員だけでなく、一般の利用も可能だ。生後57日から5歳児までを対象として、開園時間は、平日午前7時30分から午後10時まで。
国交省が施設を提供し、小学館集英社プロダクションHAS総合保育事業部が運営。独立採算制をとる。
定員は、一時預かり最大5人を含む30人。月極だけでなく、裁判員となった保護者の子供らも預かる。現在は、国交省や外務省など近隣官庁職員の子供が主に通園する。
国交省内ということもあり、開園当日午後6時過ぎには、前原国交相が来園。園内に残っていた1歳児と11か月の乳児3人の歓迎を受けた。
利用状況を園長から聞く間にも、幼児たちは臆することなく、約10分間滞在した前原国交相に笑顔を振りまき、帰りがけには、覚え立てのバイバイでお見送り。前原国交相の固い表情も崩れ、居並ぶカメラに前原首相も思わず「バィバーイ」と、子供たちの真似で道化る一幕もあった。
かすみがせき保育園の空き状況は「0歳児についてはほぼ満員。1人歳児は2人空きがあり、2歳児以上は余裕があります」(園長)
かすみがせき保育園 問い合わせ
tel 03-3500-3513