トヨタ紡織、カーエアコン用フィルターのろ材の生産を開始

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トヨタ紡織は5日、カーエアコン用フィルター「キャビンエアフィルター」のろ材の生産を愛知県刈谷市の刈谷工場で開始したと発表した。ろ材の開発からアッセンブリーまでの一貫生産を可能にした。

キャビンエアフィルターはカーエアコンが外部から取り込む空気中の微粒子を浄化する装置で、ろ材は微細塵層と粗層の2層構造になっている。従来は2層をそれぞれ別々の工法で製造した後、接着材で貼り合わせていた。同社はろ材の生産開始にあたり、2層を同一生産ラインで連続して製造し、溶融樹脂で貼り合わせる「2層メルトブロー工法」を採用した。同工法の採用により、従来品と同等性能を確保しながら効率的なろ材生産を実現した。

海外でもろ材からの一貫生産を視野に入れ、海外での競争力強化をめざす。

《編集部》

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