立ち往生のクルマに複数台のトラック追突、運転者死亡

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2日深夜、新潟県上越市内の北陸自動車道上り線を走行中の乗用車が中央分離帯に衝突。本線上で横向きになって立ち往生していたところ、後続の大型トラック3台が次々に衝突した。この事故で乗用車の運転者が死亡。トラック運転手2人も軽傷を負っている。

新潟県警・高速隊によると、事故が起きたのは2日の午後11時ごろ。上越市柿崎区馬正面(N37.15.35.2/E138.22.57.2)付近の北陸自動車道上り線を走行していた乗用車が中央分離帯に衝突した。

クルマは車線中央部まで弾き飛ばされ、2車線を塞ぐように横向きで立ち往生したが、後続の大型トラック3台が次々と突っ込み、クルマは大破した。

乗用車の運転者は見当たらなかったが、警察が捜索を続けたところ、車外に投げ出され、クルマの下敷きとなっているところを発見。近くの病院に収容されたが、まもなく死亡が確認された。トラックを運転していた男性2人も打撲などの軽傷を負っている。

後の調べで、死亡したのは長岡市内に在住する33歳の男性と判明。男性がトラック衝突で大破した車体から投げ出されたのか、衝突直前に自ら降車していたのかはわかっていないという。

現場は片側2車線の直線区間。当時は強い雨が降っており、路面が滑りやすく、また視界も悪かったようだ。

《石田真一》

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