特異な形状の道路、歩行者が見えず?

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4日早朝、大分県大分市内の市道で、60歳の女性が道路を横断しようとしていたところ、対向車線側からUターンしてきた乗用車にはねられた。女性は全身を強打し、収容先の病院で死亡。警察はクルマを運転していた32歳の男性から事情を聞いている。

大分県警・大分中央署によると、事故が起きたのは4日の午前6時40分ごろ。大分市向原沖(N33.15.5.3/E131.39.56.2)付近の市道で、道路を横断しようとしていた60歳の女性に対し、対向車線側からUターンしてきた乗用車が衝突した。

女性は散歩中の飼い犬とともに弾き飛ばされ、全身を強打。近くの病院に収容されたが、事故から約5時間後に死亡した。警察ではクルマを運転していた32歳の男性から自動車運転過失致死容疑で事情を聞いている。

現場は一方通行路に挟まれた中央分離帯に歩道が設置されているという、特異な構造の道路。分離帯の北側は歩道となっているが、南側は駐車場となっている。警察では女性が駐車車両の陰から出てきて、クルマ側からの発見が遅れた可能性が高いと推測。事故の詳しい原因を調べている。

《石田真一》

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