アウディ A3 欧州仕様、AT車にもアイドリングストップを採用

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アウディ A3 欧州仕様、AT車にもアイドリングストップを採用
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アウディは5日、欧州仕様の『A3』と『A3スポーツバック』のAT車に、アイドリングストップ機能である「スタート&ストップ」を採用すると発表した。マニュアル車に加えて、AT車でも環境性能向上を狙う。

アイドリングストップ機能は、デュアルクラッチを組み込んだ「Sトロニック」に導入。直噴1.6リットル直4ターボディーゼルの「TDI」(105ps、25.5kgm)と、直噴1.4リットル直4ターボ「TFSI」(125ps、20.4kgm)の2エンジンに搭載される。

アイドリングストップ機能は、ブレーキペダルを踏んだ状態で車両が停止すると、エンジンが自動的に停止。ブレーキペダルから足を離すとエンジンが再始動する仕組みだ。

また、エネルギー回生システムも導入。クルージング時や減速時に積極的にオルタネーターを回して、電力をバッテリーに蓄えるメカニズムで、アウディによると3%の燃費改善効果があるという。

これにより、ディーゼルの1.6TDIのSトロニック仕様は、0-100km/h加速11.7秒、最高速194km/hのパフォーマンスを発揮しながら、欧州複合モード燃費23.81km/リットル、CO2排出量109g/kmという、クラストップレベルの環境性能を実現する。

ガソリンの1.4TFSIのSトロニック仕様は、0-100km/h加速9.3秒、最高速203km/h、欧州複合モード燃費18.86km/リットル、CO2排出量124g/kmと、動力性能と環境性能を両立している。

Sトロニックにアイドリングストップを組み合わせたA3シリーズは、欧州では11月から販売開始。ドイツでの価格は、1.4TFSIが2万3700ユーロ(約310万円)から、1.6TDIが2万5500ユーロ(334万円)から。アイドリングストップ機能付きの1.4TFSIは、日本にも上陸する可能性がありそうだ。

《森脇稔》

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