メルセデスベンツ日本は6日、『Eクラス』のセダンとクーペに、高い環境適合性とパフォーマンスを両立した新開発の1.8リットルガソリン直噴ターボエンジンを搭載した「E250 CGI ブルーエフィシェンシー」を追加し販売を開始した。
新たなラインナップは、「E250 CGI ブルーエフィシェンシー」、「E250 CGI ブルーエフィシェンシー・アバンギャルド」、「E250 CGI ブルーエフィシェンシー・クーペ」。E250 CGI ブルーエフィシェンシー・アバンギャルドは、通常のガソリンエンジン搭載モデルとしては輸入車初となるエコカー減税対象車の認定を取得する予定。
E250 CGI ブルーエフィシェンシーに搭載される1.8リッター直列4気筒ガソリン直噴ターボエンジンは、燃料をシリンダー内に高圧で直接噴射し理想的な燃焼をもたらすマルチホールソレノイドインジェクターや、可変カムシャフト/バルブコントロール、ターボチャージャーなどにより燃焼効率を高め、高いトルク特性、高出力を実現しながら燃費は最大約27%の大幅な低減を図った。
ガソリン吐出量もきめ細かく制御する燃料ポンプや、アシスト状況に応じてポンプの駆動を制御しエンジン負荷を低減するECOパワーステアリングポンプ、空気抵抗を低減するドアミラー形状やラジエーターブラインドなど、新型Eクラスセダン/クーペの各モデルにも導入されているメルセデスの最新環境対応技術「ブルーエフィシェンシー・テクノロジー」がCO2排出量の低減に貢献する。
また、環境適合性を高めるとともに、SRSニーバッグをはじめとする9個のエアバッグ、居眠り運転による事故を未然に防ぐアテンションアシストに加え、HDDナビゲーションシステムをはじめ、地上デジタル放送(12セグ)対応テレビチューナー、iPodやUSBオーディオなど外部オーディオ機器を車両に接続し曲名などをディスプレイ画面に表示できるメディアインターフェースなど、車内エンタテイメントの充実も図った。
さらにE250 CGI ブルーエフィシェンシー・アバンギャルドには、外観のスポーティさを増すAMGスタイリングパッケージ(フロントスポイラー、リア/サイドスカート)や18インチAMGツインスポークアルミホイール、ツインクロームエグゾーストエンドを装備する。また、内装はAMGスポーツシート、AMGスポーツステアリングなどを採用するとともに、室内の開放感をいっそう高めるパノラミックスライディングルーフを装備する。
価格はE250 CGI ブルーエフィシェンシーが634万円。