【日産 スカイラインクロスオーバー】ワゴンとの“クロスオーバー”ではない

自動車 ニューモデル 新型車
日産 スカイライン クロスオーバー
日産 スカイライン クロスオーバー 全 12 枚 拡大写真

一見ではSUV風だが、実際にはユーティリティ(多用途)を意味する「U」がなくなって、SV(スポーツヴィークル)といった趣。

【画像全12枚】

よく見ればその形はロングノーズ・ショートデッキで、着座位置やドアの枚数を除けば、典型的な2+2クーペ風。動力性能もスポーツカーの域で(パワートレインは『Z』と同じ)、ベースグレードがFRであることもそれを裏付けている。

ただ330psの圧倒的なパワーに対してオールシーズンタイヤはパフォーマンス不足で、日本仕様はサマータイヤにして欲しかったところ。またワゴンとの「クロスオーバー」だと思って買うと、居住性にしろ積載性にしろ、実用面では期待を裏切られるはず。車名も含めて、もっと「スペシャリティ」的なモデルであることを分かりやすくアピールすべきだ。ただし普通のスポーツカーですら今や絶滅状態の日本に、こうした遊び心あるスポーツモデルを導入する日産の姿勢は讃えたい。

さらに様々なハイテク安全装備があることも高く評価したい。高速域から低速域まで前車との車間を維持し、前車が停止すれば自車もスムーズに停車する全車速追従機能付インテリジェントクルーズコントロール、アラームで注意を促す前方車両接近警報、ブレーキ制御による車線逸脱防止支援システムなど。これらは車両価格からすれば安めの16万8000円というオプション価格なのだから、今後広く普及させるためにもぜひ標準搭載として欲しかった。

《水野誠志朗@DAYS》

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