新日鉄、薄膜型黒色電気亜鉛めっき鋼板を新開発---製造時のCO2削減

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ジンコートブラック
ジンコートブラック 全 1 枚 拡大写真

新日本製鐵は、高性能で薄膜型の黒色電気亜鉛めっき鋼板「ジンコート・ブラック」を開発した。新商品は、その美麗な外観や高い加工性などが評価され、すでにパナソニックの薄型テレビのバックカバーへの採用が決定、出荷を開始している。

ジンコート・ブラックは、クロメートフリー電気亜鉛めっき鋼板の「ジンコート21」をベースとし、片方の鋼板表面上に黒色の塗料を薄く施した環境に優しい製品。低温乾燥が可能な水系塗料を開発したことにより、従来の一般的な塗装鋼板と比べ7 - 8割の薄膜化と、製造時のCO2発生量の削減を実現した。

また、電気亜鉛めっき鋼板製造設備でインライン一貫製造することで、従来の塗装鋼板の塗装工程が不要となり、CO2発生量を従来比で約3割削減できる。

新製品は新日鉄の広畑製鉄所と君津製鉄所のラインで製造する予定。

《レスポンス編集部》

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