東海ゴム工業、北米で自動車用ホースの生産体制を再編

自動車 ビジネス 企業動向

東海ゴム工業は9日、北米で自動車用ホース事業を再編すると発表した。北米では引き続き厳しい事業環境が予想され生産拠点をグローバルに最適化する。

同社は北米でDTRインダストリーズ(オハイオ州)、DTRテネシー(テネシー州)、DTRメキシコの3つの子会社で自動車用ホースを生産している。このうちオハイオで生産する自動車用ホースの全てと、テネシーでの生産の一部をメキシコのほか中国の2つの生産子会社に移管する。12月から移管を開始し、2010年8月以降の北米の自動車用ホース生産拠点はテネシーとメキシコの2拠点になる。オハイオでの自動車用防振ゴムの生産は継続する。

米新車市場は金融危機前の年間1600万台レベルから1000万台を割り込む水準まで急激に落ち込み、雇用情勢の厳しさが続くなかで本格的な回復の見通しは依然として不透明。現地に生産拠点を持つ日系部品各社では生産体制の見直しを迫れられるところも出てきそうだ。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  4. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  5. 日産 フェアレディZ をレーシングカーにカスタム、「NISMO GT-Z」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る