奈良の死亡ひき逃げ、タクシー運転手を逮捕

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4日未明に奈良県奈良市内で発生した死亡ひき逃げ事件について、奈良県警は6日、同市内に在住する58歳のタクシー運転手の男をひき逃げ容疑で逮捕した。車両底部に被害者の毛髪が付着していたが、男はひき逃げを否認している。

奈良県警・奈良署によると、警察が事故発生を認知したのは4日の午前5時ごろ。奈良市恋の窪1丁目(N34.40.22.0/E135.48.42.7)付近の市道で、頭から血を流した男性がうつ伏せの状態で倒れているのを通行人が発見した。男性は近くの病院に収容されたが、約3時間後に死亡を確認。後の調べで同市内に在住する35歳の男性と判明している。

警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始。事故翌日の同時間帯に現場で交通検問を実施したところ、58歳のタクシー運転手の男が「事故があった当日もここ走った」と供述。任意で車両検分を実施したところ、底部に付着している毛髪を発見した。これが被害者のものと合致したため、男を自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

調べに対して男は「黒い箱のようなものがあったが、人とは思えない」、「踏まないように回避した」などとして、ひき逃げを否認する供述を行っているという。

《石田真一》

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