海外ホテル予約のアップルワールドは運営するサイト「アップルワールド.com」にて『新型インフルエンザの旅行への影響』をアンケート調査。「予防をしっかりしていつも通り行く」が74%、1割が会社・学校から自粛・禁止指示を受けていた。
新型インフルエンザの感染拡大が懸念される秋から冬にさしかかる中、海外旅行リピーターが多いアップルワールドユーザーの旅行に対する意識を分析し、結果をまとめた。
アンケートでは、まず秋から冬にかけての旅行をどうするか聞いたところ、「予防をしっかりすれば感染を防げるためいつものように行く」が最も多く、 73.8%に上った。「感染リスクが高まるため控える」との回答は11.0%。とくに基礎体力が衰える60代以上では2割と他世代に比べて多くなっている。
新型インフルエンザが発生した今年の春先には、修学旅行の延期、出張の自粛なども相次いだ。会社や学校から出張・旅行に対する指示が出たかどうかについては、10.7%が「出張、レジャー旅行ともに自粛・禁止の指示が出た」と回答。「出張のみ自粛・禁止」、「レジャー旅行のみ自粛・禁止」を合わせると、約3割が何らかの制限を受けた。逆に、「特になかった」が7割以上と多数に上る。
新型インフルエンザが発生したことで、レジャー旅行の実施に具体的な影響があったか尋ねたところ、「当初の予定どおりに出かけた」が最も多く 61.8%。キャンセルをしたり、出発時期・行き先を変更するなど何らかの影響を受けた人は、女性に比べて男性に多く、女性は23.0%だったのに対し、男性は29.3%だった。
新型インフルエンザの旅行需要への影響
調査期間:9月16日(水)- 29日(火)
調査方法:「アップルワールド.com」でアンケート調査実施
有効回答:20代から60代以上まで374件
男性164件
女性210件