Wii&DS『NFSナイトロ』…シリーズ中で一風変わった雰囲気

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日産R34型「スカイラインGT-R」。グラフィックはWiiらしく、トゥーンレンダリング風。(画面はWii版)
日産R34型「スカイラインGT-R」。グラフィックはWiiらしく、トゥーンレンダリング風。(画面はWii版) 全 7 枚 拡大写真

実車を登場させつつもアクション要素が強い点や、アンダーグラウンドなストリートシーンを題材にしたストーリーなどで人気を博している、エレクトロニック・アーツの人気シリーズ「ニード・フォー・スピード」(NFS)。

WiiおよびニンテンドーDS用として発表されていた「ニード・フォー・スピード ナイトロ」の発売日が、12月に決定した。Wiiは最大4人まで、DSはダウンロード対戦により最大4人でマルチプレーが可能だ。マルチプレー用のチームバトルなども用意されている。

シリーズお馴染みのストリートシーンが今回も舞台で、プレーヤーはブラジルのリオデジャネイロからスタートして、5つの都市のストリートを巡って、ライバルに勝利してステータスを上げていくことになる。

タイトルにあるように、ポイントはナイトロ(日本ではニトロ方が一般的)の使い方。ドリフトでナイトロブーストを獲得する仕組みで、先行するライバル車を利用するスリップストリームと共に、レースで勝利するための重要なカギとなっている。

特徴的なのは、自分を表現するシンボルの「タグ」の存在(よくコンクリートの壁などに描かれているアーティスティックな落書きのこと)。Wii版では、トップを走っているドライバーのタグがコースを囲む建物や壁に描かれ、都市をそのトップのドライバーの色に染めていくことが可能。DS版はコース上のゾーンごとに出現する特定のアイコンを獲得すると、そのゾーンがプレーヤーのタグで染められる仕組みだ。また、タグを多くつけることのできたドライバーに対しては、高いポイントが与えられるようになっている。

シリーズでお馴染みの、ストリートならではのパトカーによるチェイスも存在。今回はその部分もうまくバトルに絡められており、Wii版だとコース上に出現する特定のアイコンを獲得した後にライバルマシンをターゲットすると、パトカーの追跡がライバル車に向かうので、パッシングするチャンスになるという仕組みだ。

そのほかWii版の特徴としては、ダメージ表現が採用されており、バトル中にアイコンを獲得することで回復可能なところなど。DS版は、コースで待ち伏せするパトカーの前でトリックを決めると、ポイントが加算されるなどがある。

登場車種は具体的にまだ発表されていないが、新旧のマシンがラインナップされる模様。スクリーンショットからは、日産『スカイラインGT-R』(R34)、フォード『GT』、同『マスタング』(05年型)などが確認できる。クルマごとに速いがダメージを受けやすい、逆に遅いが頑丈といった一長一短があり、ゲームらしく味付けされているようだ。そして、それらのクルマは直感的なインターフェースのビジュアルカスタマイズツールで、デザインできる仕組みになっている。

価格は、Wii版は6090円(税込)、DS版は4980円(税込)を予定。

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《デイビー日高》

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