【MSジャパン09】4年目の今年は2日間で10万人強を動員

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可夢偉選手がTF108をドライブ。F1マシンでもドリフトできるというところを披露した
可夢偉選手がTF108をドライブ。F1マシンでもドリフトできるというところを披露した 全 12 枚 拡大写真

10・11日の2日間に渡り、国内最大級の無料モータースポーツイベント「モータースポーツ ジャパン 2009 フェスティバル イン お台場」が今年も開催された。

近藤真彦氏が毎年スーパーバイザーを務める同イベントも、今年で4年目。今回も新旧多数のレーシングカーと現役選手、チーム監督らが集結し、デモ走行やサイン会、トークショーやゲーム大会などを行った。

毎年、F1日本GP開催前に行っており、今年はシンガポールGPからの2週連続開催となったため、初めて日本GP後の開催となったが、3連休の前2日ということもあり、2日目は7万人弱を動員。晴天に恵まれたこともあり、2日間合計で10万2980人の来場となった。また、昨年までは基本的に4輪のみのイベントだったが(スタントチームによる2輪のスタントランなどはあった)、今年から2輪も展示や走行エリアでのデモランも行われた。

今年の4輪デモランの目玉は、トヨタのF1マシン「TF108」(小林可夢偉選手がドライブ)と今年のニュルブルクリンク24時間レースに出場したレクサス「LF-A」(飯田章選手)。そのほか、フォーミュラ・ニッポンの09王者マシンのNAKAJIMA RACING・31号車(09王者ロイック・デュバル選手)、SUPER GTマシンの08年型「XANAVI NISMO GT-R 23号車」(本山哲選手)&06年型「ARTA NSX 8号車」(伊沢拓也選手)、三菱「ランサーエボリューションX WRCラリージャパン00カー」(田口勝彦選手)などが出走した。

また、デモ走行は行われなかったが、走行エリアでエンジン始動を行ったのが、89年のF1参戦マシンマクラーレン・ホンダ「MP4/5」の2号車。当時、故アイルトン・セナ氏の最大のライバルでありチームメイトであったアラン・プロスト氏がドライブし、その年に王者を獲得したマシンである。

展示車両で珍しかったのは、63年の第1回日本グランプリレースの国内スポーツカーB2クラスで優勝したダットサン「フェアレディSP310」、故コリン・マクレー氏が93年にWRCでドライブしたスバル「レガシィ555」、今シーズンのIRL(インディ)で武藤英紀選手が乗った09年型「Formula Dream/AGR」など。

カート教室や、9月いっぱいで閉園となった多摩テックのアトラクション「プッチタウン」、ソープボックスモックカー工作など、キッズ向けのコーナーも複数用意され、ファミリーで楽しめる秋の大型イベントして、だいぶ定着してきたようだった。

《デイビー日高》

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