ホンダ、北米専用エレメントに愛犬家仕様を追加

自動車 ニューモデル 新型車
安全性を考慮したソフトタイプのケンネルはTAKATAとの共同開発。
安全性を考慮したソフトタイプのケンネルはTAKATAとの共同開発。 全 8 枚 拡大写真

アメリカン・ホンダモーターは10月9日、北米専用の小型SUV『エレメント』に愛犬家仕様の「ドッグ・フレンドリー」を追加することを発表した。

これは4月のニューヨークモーターショーに「ドッグフレンドリーコンセプト」として登場し、好感触を得ていたもの。市販バージョンは11月16日から全米のホンダディーラーを通して発売される。ディーラー装着のパッケージは、ベース車両にプラス995ドルで組み込むことが出来る。2010年モデルとしてエレメントはベースの「LX」、装備充実の「EX」、スポーティーな「SC」の3グレードがラインナップされるが「ドッグ・フレンドリー」はEX専用のオプションパッケージとなる。

「ドッグ・フレンドリー」はドライブ中、愛犬が快適に過ごせる環境を作ると同時に、犬と人間双方の安全性を考慮した内容になっている。カーゴスペースに納まるソフトタイプのケンネル、カーゴフロアのクッション状のペットベッド、その下に収納可能で折り畳み式な乗降用ランプ、12Vの換気ファン、ドッグパターンのセカンドシート用カバー、ボーンパターンのラバーフロアマット、こぼれにくい飲み水入れ等々、ドッグ・オーナーであれば「これが欲しかった」と思わせるものばかり。専用エムブレムの組み合わせも嬉しい。

なかでもチャイルドシートのメーカーであるタカタと共同開発した、ラゲッジスペースに固定されるソフトタイプのケンネルは秀逸だ。ネット部分はシートベルト同様のナイロン素材で出来ている。ケンネルをラゲッジスペースに安全に固定することで、運転中のドライバーに犬が干渉して運転の妨げをしないだけでなく、万が一事故が発生したときに犬自身を保護、そして犬がドライバーや同乗者にぶつかるという状況も防ぐことができる。

《ケニー中嶋》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. そのホイール、何年使ってる? 知られざるアルミホイールの寿命と見極め術~カスタムHOW TO~
  2. 2人乗りの特別なトヨタ『シエンタ』登場に「日本一周したい」「こういうの欲しかったんだよ」など反響
  3. ダンロップのオールシーズンタイヤが安く買えるようになる?…独占禁止法の疑い
  4. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  5. フォード『ブロンコ』が60周年、初代をオマージュした記念パッケージが登場
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る