レクサス LS460 に2010年モデル…マイナーチェンジの全貌

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LS460 米国仕様
LS460 米国仕様 全 10 枚 拡大写真

米国トヨタ販売は6日、『LS460』の2010年モデルを発表した。デビュー以来初のマイナーチェンジでは、内外装のデザインを変更し、レクサスブランドのフラッグシップにふさわしい高級感に磨きがかけられた。

現行LSは、2006年1月のデトロイトモーターショーで初公開。日本ではトヨタ『セルシオ』から、初めて世界共通の『レクサスLS』にネーミングが変わったモデルだ。

デビュー当初は、4.6リットルV8(385ps、50.3kgm)を積むLS460のみの設定だったが、2007年5月に5.0リットルV8+モーター(トータル出力445ps)のハイブリッドシステムを搭載する『LS600h』『LS600hL』がラインナップに加わっている。

デビューから3年を経たマイナーチェンジは、内外装のリファインが中心。外観は前後バンパー、ヘッドランプ、グリル、アルミホイール、テールランプなどのデザインを変更し、新鮮さをアピールする。ドアミラーにはウインカーを内蔵。リアのナンバープレート周辺のデザインも新しくなった。

内装は、フロントシートのデザインを見直して、快適性を追求。インパネにはエコドライブインジケーターが追加された。センターコンソールの形状も変更。シートはレザーが標準で、レザーとウッドはそれぞれ4種類から選択できる。

エンジンは、従来通り4.6リットルV8で、スペックは2WD(FR)が380ps、50.7kgm、AWD(4WD)が357ps、47.6kgm。米国EPA(環境保護局)予想燃費は、市街地6.8km/リットル、高速10.2km/リットルで、排出ガス性能は米国のULEV IIに適合する。

安全面では「APCS」(アドバンスド・プレ・コリジョン・システム)をロングボディ仕様にオプション設定。緊急時の自動通報を行う「セーフティコネクト」は全車に1年間、無料付帯させた。

LS460の2010年モデルの価格は、6万4680ドル(約582万円)から。標準ボディは855ドル(約8万円)の値上げ、ロングボディは逆に3510ドル(約32万円)値を下げた。日本でも間もなく、マイナーチェンジモデルが登場する。

《森脇稔》

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