アメリカンルマン、ドフェランが引退レースを総合優勝で有終の美

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アメリカン・ルマン・シリーズ最終戦が10日、カリフォルニア州のマツダ・レースウェイ・ラグナ・セカで開催され、アキュラ「ARX-02a」でLMP1クラスにエントリーのジル・ド・フェラン/サイモン・ペジノ組が総合優勝を果たした。

4時間に渡るレースの終盤1時間はド・フェラン/ペジノ組が、LMP2クラスのエイドリアン・フェルナンデス/ルイス・ディアス組(アキュラ「ARX-01b」)との激しいバトルを競り勝ち、0.662秒の僅差で優勝。総合3位はLMP1クラスのデイビッド・ブラバム/スコット・シャープ(アキュラ「ARX-02a」)で、アキュラは最終戦で今季6度目となる1-2-3フィニッシュを決めた。

総合3位でフィニッシュしたLMP1クラスのブラバム/シャープ組は全10戦を終了した時点でドライバータイトルとチームタイトルを獲得。総合2位のフェルナンデス/ディアス組はLMP2クラスでは今季8度目の優勝で、クラスタイトルを獲得し、結果アキュラはシリーズでは初めてLMP1、LMP2両クラスのドライバー、チーム、マニュファクチャラーズタイトル全てを独占した。

最終戦総合優勝を果たしたジル・ド・フェランは、インディ500で優勝を果たした2003年に一旦第一線を退き、05年から07年までF1のBARでスポーティング・ディレクターを務めていたが、08年から自らオーナードライバーとしてアメリカルマンシリーズで現役復帰。今年8月に今回のALMS最終戦でドライバーを引退することを表明していた。

《ケニー中嶋》

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