コベルコ建機、インドに進出---建設機械工場を新設へ

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インド工場位置
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コベルコ建機は、経済発展が見込めるインドの建設機械市場に本格的に参入するため、油圧ショベルの生産工場を建設することを決定した。

親会社の神戸製鋼所グループでは、製鉄機械の営業拠点を今年6月にインドに設立、神鋼商事の駐在員事務所も開設するなど、インド市場で着々とビジネス拠点を構築している。グループでインドに生産拠点を置くのは初めて。

新工場は、インド南東部チェンナイ市内から北へ75kmに位置するスリシティ工業団地に新設する。新工場の積敷地面積は6万8000平方m、工場建屋面積は5300平方mで、組み立てライン、塗装、出荷ラインの設備を備える。

新工場を建設に当たってインドで営業活動を行なっている伊藤忠商事グループとコベルコ建機グループの販売・サービス合弁会社「コベルコ・コンストラクション・イクイプメント・インディア」を、コベルコ建機が95%出資する製販一体の会社に改組する。

工場の総投資額は、土地、工場建屋、生産設備を含め約9億円、新工場の初期生産能力を年産1200台とする。操業開始は、2011年1月の予定で、生産する油圧ショベルは、最も需要の多い20トンクラスが中心となる予定だが、今後、需要動向や販売状況を見極めながら、大型機も生産対応できるフレキシブルな工場設備にする予定。

《レスポンス編集部》

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